身すぎ世すぎ。

映画、演劇、HELLOが3本柱の雑感×考察

2015-01-01から1年間の記事一覧

TRIANGLE −トライアングル−《β》 感想

BS-TBS「トライアングル・ナビ」を観て、行く予定のなかったミュージカル『トライアングル』のチケットを急きょ手に入れる。αかβか迷った末、工藤遥が主役を張るバージョンらしきβを選ぶ。役者・工藤遥とは彼女の初舞台作『今がいつかになる前に』以来、偶然…

プリキュアオールスターズ 春のカーニバル

春の外国映画のお薦めなら、これから公開されるアカデミー賞がらみの話題作群のなかで(今年の米アカデミー賞ノミネート作はトータルに言って例年よりレベルが高かった)もっともプッシュしたい『セッション』(4月17日公開、ジャズドラマーのタマゴが名門音…

味園ユニバース 監督/山下敦弘 感想

最近の邦画では珍しいオリジナル脚本の実現に向けて、関西にゆかりの才能が集結したような映画だ。舞台は大阪ミナミの表通りからちょっと外れた、千日前と堺筋の中間に当たる「ウラなんば」近辺。大阪出身のわたしにとって、なつかしくってたまらない。同時…

深夜食堂 監督/松岡錠司  感想

評判を呼んだ深夜TVドラマが3部あって全30話。監督に松岡錠司や山下敦弘、脚本に監督とゆかりの真辺克彦や向井康介、さらに先輩格に当たる荒井晴彦もちょこっと加わり、撮影(いい画だなぁと思うと、撮影・近藤龍人だったり)や美術もふくめて実力のある映…