身すぎ世すぎ。

映画、演劇、HELLOが3本柱の雑感×考察

2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

小春日和の土曜日

徹夜明け、ぎりぎりまで仮眠をとって娘。コン 武道館の昼の回へ。インドやタイあたりを思わせるステージ・セットに、いきなり繰り出される「踊れ! モーニング・カレー」。まさに、マサラ・ミュージカル*1 のダイゴ味ですね。そこから「TOP!」をフィーチャ…

Mフェアの後藤真希

後藤真希と山口百恵はむかしよくつなげて語られた。ともに中学生でアイドルとしてデビューしながら“夜の領域”を豊麗に感じさせたからだろう。*1 たしか15歳の誕生日のときだったと思う、ごっちんはラジオでこうつぶやいた。もう人生の半分が過ぎた気がする、…

新星ブロガー

パソコンを開くとつい更新を確認したくなるハロプロ系のブログが最近ふたつできました。どっちも嫉妬したくなるような言語感覚の持ち主です。言葉にてらいや飾りがない。ひょいとハダカの心臓を差し出されるような感じ……。 ひとつは、みなさんご存じの《ブロ…

外堀を埋めるシリーズ 5

娘。“ミュージカル・ナンバー”の不朽の破壊力。 2〜3ヶ月に一度くらいのペースでリリースしてきた娘。シングルだが、2001年7月の「ザ☆ピース!」は前作の恋レボから7ヶ月以上経過している。まさに満を持しての登場。それだけに、待ち焦がれるファンのみ…

外堀を埋めるシリーズ 4

娘。から湧きでる“ミュージカル”に包まれて。 21世紀最初の春、中澤裕子卒業はいろんな娘。特番の果実を落としてくれた。その充実ぶりは他のメンバーの卒業・脱退を見まわしても空前絶後のものだった。フジの『中澤企画またの名を辻SP』、テレ朝の『春満開!…

外堀を埋めるシリーズ 3

すたれた遊園地のつむじ風。 いきなりミュージカルの聖地・日生劇場での公演となった『LOVEセンチュリー』は、いろんな事情を抱えた娘たちが「約束の場所」でもう一度自分たちの気持ちを確かめ合い、さまざまな現実と衝突しながら夢を追う、という『I WISH』…

外堀を埋めるシリーズ 2

ミュージカルが娘。とともに始動するとき。 吉澤ひとみを「男性キャラ」としてセンターに大抜擢した「Mr.Moonlight」は、ネオスウィングを下敷きに宝塚風きらびやかさを思い切りねらった楽曲だったし、夏まゆみもあれは「宝塚のダンス舞台を意識して振り付け…