身すぎ世すぎ。

映画、演劇、HELLOが3本柱の雑感×考察

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

外堀を埋めるシリーズ 1

娘。と宝塚のファースト・コンタクト 3年半前、モーニング娘。と宝塚は最初の遭遇を果たす。しかし、TVのエンターテインメントのトップと大舞台のエンターテインメントのトップの競演という鳴り物入りの目玉企画であったにもかかわらず、だれもがそれを忘…

雑記 2

わたしにとってハロプロ系のラジオといえば、むかし『Oh-so-ro』、いま『ちゃんチャミ』。そのちゃんチャミがあと1回で終了するという。「毎日が初日のように新鮮な気持ち」「もう楽しくて仕方がない」と梨華ちゃんがリアルタイムでうわずり加減に語り続け…

雑記

いつになく高橋愛熱が高まってる。でもヤンタンのレギュラーに戻っても、私の本来の居場所じゃない、と思いはじめてはいないかと胸騒ぎがしてしまう。第2の本田美奈子として『レ・ミゼラブル』のヒロインに、とはよく言われることだが、高橋には踊れる強み…

スポニチ評の彼方に

こうなるまでは……言えないことばかり。 たぶんスルーすることが大人の態度だとはわかっています。でも、某検索サイトのトップにみつけたスポニチ評の誰それに「噛みついてみる」という一文を真夜中にたまたま読んでしまい、噛みつくはずが、アイドルにしては…

『コトブキ珈琲』 小ネタ集

かつての自主映画の監督、現在失業中という役どころの中神一保が、『タクシードライバー』のポスターに向かい、武装したデ・ニーロが鏡に向かって毒づく同映画の有名シーンの形態模写をするところがありました。芸が細かいなと思いましたが、これが全然受け…

『コトブキ珈琲』 アヤカ&ロビン

少女が珈琲の味を覚えるとき。 夕方、新橋での仕事が早めに終わった。ならばと銀座線と井の頭線を乗り継ぎ、下北沢に向かった。今日を逃すともう観る機会を失うからだ。アヤカとエッグのストューカス ロビン 翔子が客演している「大人の麦茶」の『コトブキ珈…

新生『スケバン刑事』補遺

『17才』『空中庭園』の“想い出”に向けて。 『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』って、なにげに俊才ぞろいのスタッフなんですよ。製作の黒沢満は、松田優作の代表作『最も危険な遊戯』『それから』をはじめ、かつて一世を風靡した東映Vシネマの観るべ…

新生『スケバン刑事』感想

『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』をひとあし早く観てきました。以下はその感想ですが、「ぜったい映画館に行く」とすでに決めていて、いまから楽しみにしている方は読まないほうがいいと思います。観に行くかどうするか迷っている方は、判断材料のひ…

トライアングルとシンメトリー Ⅱ

「愛する愛」に殉じたサファイアは、ヘケートに魂(命)を返してもらう。悪魔(魔女)に魂を売っても悔いなどなかった大臣は、サファイアに旅立つための命を返してもらう。*1 地上の愛の要諦に気づいた魔女ヘケートは、すべてを見ていた神様から「人間の魂」…